MO'Cool Jazz収録、無事終了。
ゲストは、津軽三味線奏者の浅野 祥さんでした。
今年3月、大学を卒業したばかりの22歳。
祥くんは、津軽三味線全国大会 最高峰のA級に14歳で最年少優勝、その後3年連続優勝し、殿堂入りを果たしたスゴイ青年。

2012/9/26にリリースした4th Album『Parade(パレード)』は、クラシックから、JAZZ、ポピュラー、民謡まで バラエティー豊かな選曲で、ニューヨークのトップミュージシャンと共に、ニューヨーク録音したもの。
洋の東西の超えて最高のセッションを繰り広げ、聴いていて、とにかく明るい、楽しい、そして心地良い♪
一曲だけ自身で歌も歌っている湘南地方の伝承歌は、声も素晴らしく、JAZZの名曲「Summer Time」に通じるブルージーな魅力があって素敵でした。

さらに。実は、祥くんの実家は、仙台市の緑が丘で、私の実家と歩いて2分ぐらいの距離。(前回の収録の時に発覚してビックリでした。よっ!緑が丘が生んだスーパースター!)
で、どちらも 東日本大震災で全壊となったのでした。
今回のAlbumでは、その全壊した彼の実家の大黒柱を棹に使用した津軽三味線を使ってレコーディングした曲もあります。

震災以降、被災地へ数多く慰問に行き、避難所の皆さんの民謡を歌う伴奏をいっぱいいっぱいさせてもらったとか、ふるさとに寄せる思いとか、深いエピソードもたくさん聴かせてもらいました。

二年ぶりの出演ですが、和気あいあいと様々な話に花が咲き。
ほんっっっとに!性格が良くて、愛すべき青年です。
笑うと八重歯がこぼれるキュートなルックスながら、生演奏の時には、ビシッと締まった精悍な顔つきとなり。

本番中、つい「私があともう少し若かったら、こんな彼が欲しかったわ♪ 」と、ポロリと言ったら、スタジオの外の全員が苦笑していたとか。。悪かったわねぇ。。。(*´∀`)

今日、幸せな気持ちになれたのは、実は 祥くんのおかげでもあるのだな。

浅野 祥くん。
ぜひ、応援してあげてください。

祥くん