鈴木央紹さん

MO'Cool Jazz 収録のゲストは
テナーサックス奏者の 鈴木 央紹(ひさつぐ)さんでした。
100人に訊いても、100人とも読めないという難読名前ですが、央とは 文字通り 真ん中を表し、紹とは 間をとりもつ という意味。「人と人とを その真ん中で繋いでいく人たれ」という思いで 名付けられたとのこと。
まさに、奏者としてはもちろん、ご自身のリーダーカルテット、大野雄二ルパンティック・ファイブでの活躍、そしてウン・サンなどヴォーカリストのプロデュース、日韓のジャズの架け橋としての活動etc...と、お名前通りの活躍をされているなあと実感。

央紹さんといえば。。。そうです。
以前、私が収録日時を失念し、待ちぼうけをさせてしまったのに、寛大な御心で許してくださった心優しきおかた。今回、仕切り直しでの収録となりました。
ほんわり温かい、穏やかなお人柄です。

お父様もサックス奏者で、その影響も受けたとおっしゃっていますが、サックスの音色が美しいことを私が賞賛すると、お父様からも「音色が美しくないの演奏は認めない」と言われてきたとか。
時に穏やかに、時に情熱的に。
変幻自在なインプロビゼーションと共に繰り出すサックスブロウは ほんとうに魅力的です♪


リーダー作「Passage of Day」は、大野雄二さんプロデュースで日本のトップミュージシャンが数多く参加してレコーディングされた豪華な鈴木央紹ショーケース的作品。オリジナル曲がキランキラン光ってます。

Passage Of DayPassage Of Day [CD]

鈴木央紹
VAP =music=
2009-02-25



Yuji Ohno & Lupintic Fiveでレコーディングした「ルパン三世vs名探偵コナン劇場版 オリジナル・サウンド・トラック」からオンエアする「ルパン三世のテーマ」は胸のすく演奏だし、昨年の『ルパン三世 princess of the breeze 〜隠された空中都市〜』にて峰 不二子ちゃん登場シーンに流れる「ラブ・スコール ウルトラ・セクシー・バージョン」なんて、とっても...えっちです♪ 
そうそう、大阪音大出身の央紹さんは、クラシックをずっと勉強してきたので、アルトサックスも持ち替えで吹かれるのね。不二子ちゃんのシーンは、必ずアルトで演奏せよ。という大野さんの指示なのだとか。
テナー、ソプラノ、アルトとマルチに吹き分ける、その音色と奏法の違いが聴けて愉しい♪

日本酒好きなところも嬉しい。そのうちいつか。呑みましょうね〜

全国をいろいろなバンドでツアーされてますので、ぜひ、公式サイトをチェックして、生演奏と、ちょっと西島秀俊似のイケメンぶりをご堪能くださいませ。

鈴木央紹さん公式サイト
http://www.hisax.net/