MO'Cool Jazz〜ジャズに心揺らして

FM新潟、FMとやま、FM徳島でオンエア中のジャズトーク番組 「MO'Cool Jazz」 この番組にゲストにお迎えしたミュージシャンの方々のご紹介を中心に、 ジャズにまつわる あれこれを。

2012年11月

2012年11月30日収録:鍬田修一さん

MO'Cool Jazz収録、ゲストはアルト・サックス奏者の鍬田修一さんでした。
11/25の青山ジャズ・イニシャティブ2012で、最高にエキサイティングな演奏を繰り広げてくれた鍬田さん。
青山学院大学のロイヤル・サウンズ・ジャズ・オーケストラのコンサートマスター時代からプロ活動を開始しており、2007年は「マリーンmeets本田雅人B.B.Station」のメンバーとしてJazzClubの名門、BlueNote東京に出演。2008年には自己ユニット、「鍬田修一Project」を立ち上げました。
アルトサックスの魅力、ビッグバンドジャズの愉しさ、大変さなど いろいろ語ってくださいました。
年明けの2013年1月15日には、渋谷セルリアンタワーのジャズクラブ、JZ-Bratに、自身のクインテット「鍬田修一プロジェクト」で出演されます。
http://www.jzbrat.com/liveinfo/2013/01/#20130115
カッコイイ演奏です。ぜひ、聴きに行ってみてくださいね〜♪

放送はXmasの前後。煌めいたアルトのサウンド、ワクワクする疾走感を感じてみてください。
鍬田修一さん公式サイト
http://sound.jp/shuu1/


鍬田修一さん

 

2012年11月20日収録:難波弘之さん 玲里さん

MO'Cool Jazzの収録ゲストは、
難波弘之さんと玲里さんでした。
野獣王国、A.P.J、センス・オブ・ワンダーはじめ様々なバンドや山下達郎さんのツアーメンバーとして八面六臂の活動をされている難波さん。今回はプロデューサーとして、イチオシアーティストのシンガーソングライター 玲里さんを連れてきてくれたのです。
2012.11.21本日!リリースの2nd Album「Never Let Me Go」は全16曲も入っていますが、全曲の作詞・作曲・編曲は玲里さん。レコーディングの際も、ほとんどセルフ・プロデュースで難波さんは、ある意味、演奏家として参加していた感じとか。
ハードロック、Jポップ、フォーク、プログレ、JAZZ、フレンチ・ポップ...ありとあらゆる音楽ジャンルを感じさせるバラエティー豊かな曲たちに、玲里さんの才能を感じます。
ボーカリストとしても、ファルセットと地声の境目あたりの発声が気持ちよくって、独自の世界なんだなぁ。。
前半は、玲里さんのNewAlbumから、後半は、難波さんがプロデュースしたフクシマレコーズの企画Album「Vanilla」や「明日への扉」から、様々なアーティストの曲をお届けします。
二人のトークも愉しい。12月1週目2週目のオンエアーをお楽しみに〜♪

 
難波さん玲里さん

2012年11月15日鑑賞:SphinxスフィンクスLIVE感想

今回は、番組ゲストではありません。

大泉学園のジャズライブハウス「 in F 」で鑑賞した、
ノルウェーのカルテット Sphinxスフィンクスの感想を。

全編、セロニアス・モンクのナンバーだけを演奏。
昨年、オリジナル曲満載のアルバムを出したばかりなのに、それを演奏するかと思ったら、あにはからんや。モンクばっかりだけど、文句無し!
そのアプローチが面白いんだ。

1st set
さすが北欧JAZZ。
クールでインテリジェンスを感じます。
ちょっとナーバスな雰囲気でスタートするも、
パノニカやモンクス・ムード、リトル・ルーティー・トゥーティーなどモンクのナンバーを、独特のアレンジで聴かせてくれて、楽しい。
そして、
2nd set になって すご~くリラックス(聴いてるほうも)し、
とても楽しめました。
クールだったテナー・サックスのアンダース・グロンセットのブロウは、よりエモーショナルとなり、心のひだにひたひたと入ってくる感じ。
アンコールのブルー・モンクのスローなアレンジでは、息遣いまで演奏に組み込まれている感じ。

ドラムはリズムのとり方がユニーク。
タムとスネアの上にタオルを敷き、その上に木魚(!)やリン、小さなシンバルなど載せて叩いたりと、パーカションも駆使してのギミックなドラミングに、クスっと笑えたりして、癒されました。

ベースは、ビンビン響いてくる。
今回、dの楽器も全くマイクもアンプも使ってませんが、ピチカートもアルコも心地よ〜く響く。ベース・ラインが攻めてきてグッとくる。

そして、
ディヴィッド・スキナーのピアノ。クールで確実で、きらめきがある。好きです。
音が粒だっていて。

セットの間の休憩時間に、ドラムスのウルリクやサックスのアンダースと少し話したけれど、モンクへのこだわりを熱く語ってたっけ

帰りの車の中で、こちらは、全編オリジナルナンバーのアルバムを聴きながらライブの幸せ感を反芻しておりました。

もっとたくさんのお客様で彼らの演奏を迎えてあげたかった。

日本ツアー、残すはあと一箇所。明日、横濱です。ご興味をお持ちのかたは、ぜひ。どうぞ!
ベムシャ・スイングやラウンド・ミッドナイトなど、日本で人気のある曲も演って欲しかったなと。明日、リクエストしてみては??

11月17日(土)19:30/start
横浜 エアジン
神奈川県横浜市中区住吉町5-60
045-641-9191

SPHINX are:
アンダース・グロンセット (sax)
ディヴィッド・スキナー (piano)
アウドゥン・エリングセン (double bass)
ウルリク・トーシュルード (drums)

スフィンクス

 

2012年11月12日:岩浪洋三さん JAZZ葬

TFMホールにて、2012年11月12日 夜7時から
「岩浪洋三さんを偲ぶ会〜ジャズ葬」
執り行われました。司会を仰せつかったのは、この二人。
司会の二人

俳優の寺泉 憲さんと 不肖 小川。

北村英治さん

ジャズを愛する方々が たくさん集ってくださって、岩浪さんの御霊をお送りしました。
これは、クラリネットの北村英二さんとピアノ 今田 勝さんがデュオ演奏されている場面。
バックには、渡辺貞夫さん、故・松本英彦さんの笑顔も映し出されていますね。

JAZZ葬エンディング

最後は、ニューオーリンズふうの葬送曲「聖者の行進」を 出席されていた多数のボーカリストやミュージシャンが登壇して歌い、演奏し。手前のマイクの陰に隠れてしまっていますが、MJQのデビッド・マシューズさんの姿も見えます。彼は、突然お願いしたにもかかわらず 急遽 登壇くださって、「星影のステラ」を弾いてくださいました。素晴らしかった…!感謝。賑やかな場面がお好きだった岩浪洋三さんも 喜んでいらっしゃったのではないでしょうか。





 


 

2012年11月6日収録:日野美歌さん

MO'Cool Jazz 収録、ゲストは日野美歌さんでした。

2012.10.10 『横浜フォール・イン・ラブ~Premium version~』をリリース。

このAlbumは、開港150周年を迎えた横浜をテーマに楽曲を収録した2008年発表のアルバムに、新録曲を追加したもので、「氷雨」のジャズ・アレンジ・ヴァージョンが、めっちゃJAZZってて素敵です♪

もうひとつの新曲、歌凛のペンネームで作詞したオリジナル「Smile Again」は、ウイスキーのCMソングにぴったりな風情なんだよなぁ〜♪洋酒メーカーのかた、ぜひ、ご検討を!

この春 一緒にツアーした長野〜八尾〜富山の話や、横浜の話、彼女の少女時代の話など、いろいろ盛り上がってトークしてます。
11月中旬からの二週分、放送を どうぞお楽しみに〜♪

 
美歌ちゃん
ギャラリー
  • 8月25日収録:キーボード奏者 難波弘之さん
  • 8月5日収録:アルトサックス奏者 多田誠司さん
  • 7月14日収録:ピアノ奏者 秋田慎治さん
  • 7月14日収録:ピアノ奏者 秋田慎治さん
  • 7月 収録:チャイチーシスターズ
  • 6月23日収録:クラリネット奏者 白石幸司さん
  • 1月9日収録:村上ゆき さん
  • 12月19日収録:井上陽介さん
  • 12月4日収録:国府弘子さん