1月14日、MO'Cool Jazzの収録、ゲストはピアニストの田中裕士さんでした。
NHK Session505のライブ収録で、渋谷のNHK505スタジオにおいて、
小山太郎トリオで最初にお会いしたのが2000年のこと。あれから14年も経つのですねぇ。
スペインに魅せられ何度も現地に足を運び、フラメンコ、ラテン、クラシックなどヨーロピアンな演奏を届け続ける希有な表現者として ことさらに尊敬いたしております。
昨年末には、豊田チカさん宅で おおいにワインを呑んでは盛り上がったのも記憶に新しく。
フェバリットナンバーをおかけするのに、何十枚もCDをご持参くださって、その情熱もラテンフレイバーでステキ♪
ぜひ、放送をお楽しみください。
田中裕士 Pianista (ピアニスト) / Compositor (作曲家)
Arreglos y
Escritura de Musica (編曲家、音楽ライター)
1963年 12月11日 生まれ。京都市出身。同志社大学 法学部 法律学科卒。
5歳よりピアノを始め、15歳の頃、印象主義や新古典主義の美意識に魅せられ、ラベル、バルトーク、ストラビンスキーの音楽に傾倒。17歳の時、ジャズミュージックのリズムや即興性に惹き付けられ、藤井貞泰氏に師事し、新和声学、作編曲、即興演奏法を学ぶ。同志社大学在学中、19歳の、関西ジャズシーンにプロデビュー。21歳の時、音楽研究の為、ニューヨークに渡り、多くのミュージシャンとのセッションを重ね、1985年に帰国。
1985年 故・エリック ゲイル(G)
グループに迎えられ、日本縦断ツアーに参加。
1986年~1989年東原力哉 (Ds) グループ、ミッキー・ロッカー(Ds) クインテットに参加。
1990年日本武道館『JAPANJAZZ AID '90』に出演。
来日した、デボラ・ディビス(Vo) の伴奏者として全国ツアーに参加。
1991年『日韓文化交流親善大使』として韓国政府より招かれコンサートを成功させる。
1992年 渡辺香津美 (G) オーケストラに参加。
1993年 再びニューヨークに渡り、ハーレムのジャズクラブで演奏活動を行う。
1994年 渡辺貞夫(Alto Sax)カルテット、大阪昌彦(Drums)&原朋直(Trumpet)クインテットに参加、『A Special Night for
Dingo(King Record)』をリリース。
又、音楽ライターとして "月刊Jazz Life 誌"に連載執筆。
1995年 レジー・ワークマン(Bass) トリオ、中本マリ(Vocal) グループに参加。
デューク・ジョーダン(Piano)とのピアノデュオ・コンサートを行う。
1996年 音楽研究の為スペインに渡り、フラメンコ音楽の奥深さに強く魅せられる。
水橋 孝(Bass)とのアルバム、『Mr.Boujangles(Woody Creek)』
をリリース。
1997年"Newport
Jazz Festival By the Sea 1997" 出演。野力奏一(Piano)とのピアノデュオ・コンサートを行う。
1998年スペインより、ニカシオ・モレーノ(Cello)を迎えアルバム『Las Imagenes del
Anhelo (Woody Creek)』をリリース。佐藤允彦(Piano)主宰の"3台ピアノによるコンサート"に参加。
1999年 井上信平(Flute)グループに参加、アルバム『Sketch Book (Crown
Record)』をリリース。小山太郎(Drums)と共にアルバム『Light and Shade (Woody Creek)』をリリース。"Piano Flamenco" なる異色のフラメンコ・ユニットを主宰。
2000年 フランスの巨匠歌手ピエール・バルーのコンサートに迎えられる。チェロ奏者、吉川よしひろ率いる The Cello Acoustics にゲストピアニストとして迎えられアルバム2枚(Kanon
Record) をリリース。
2001年 宇崎竜童・阿木耀子プロデュース~鍵田真由美(フラメンコ舞踊)主演で、“近松門左衛門文楽・曾根崎心中”フラメンコ公演のピアニストに選ばれ、文化庁芸術祭に参加。“作品優秀賞”受賞。
来日した、アーニー・ワッツ(Sax)と共演。
スタンリー・ギルバート(Bass)とのデュオアルバム
“Overjoyed”をロサンゼルスにて録音、リリース。
■近年は首都圏を本拠地としながらも、全国的に自己のグループ(ジャズ・ユニット、フラメンコ・ユニット)、井上信平(Flute) グループ、横山達治(Perc)Proyecto Latino、、スタンリー・ギルバート(Bass)とのデュオ・ユニット、五十嵐はるみ(Vocal)グループ 、宮野弘紀 (Guitar)グループ、他多種多様なセッション、さらにはスペイン語圏、英語圏、ポルトガル語圏歌手の伴奏と広範囲にわたる超多忙な演奏活動を行いつつ、地球上総ての音楽に対して 限りない情熱・憧憬と研究を注いでいる。
■ピアノタッチの素晴らしさと、オーケストレーションセンスには定評があり、国際レベルにおいて、各種ミュージシャン、専門家からの厚い人望と信用・絶賛を得ている。
日本音楽界のおびただしいスタイルの乱立などに心奪われることなく、鍛え上げた豊富な音楽的語彙を駆使した即興を通じて、ジャズ・コンテンポラリー、フラメンコ、ラテン、クラシック、ポップス、オリジナルと多岐にわたる素材に新たな光をあてていこうと、寡黙な演奏活動を続ける鬼才ピアニストである。
メキシコ大使館オフィシャルピアニスト,鍵田真由美フラメンコ舞踊団専任ピアニスト。
田中裕士さん公式サイト
http://www.hiroshi-tanaka.com/