ゲストはヴォーカルの しげのゆうこさん でした。
ニューヨーク録音で、ピアノの巨匠ドン・フリードマンとタッグを組み、完成させた最新アルバムは、自信作が詰まった内容。
前作と同様の こだわりは、職業作曲家が作ったジャズスタンダードではなく、ジャズ演奏者が インストゥルメンタルで演奏するためにつくられたジャズナンバーを歌っていること。
収録曲のホーギー・カーマイケルの名曲「Stardust」やチック・コリアの「Spain」も本来は、インスト曲だったのね。チャーリー・パーカーの曲「Anthropology」をティム・アーマコストのサックスと組んずほぐれつの歌唱もステキ。
そして、ドン・フリードマンの代表曲「Circle Waltz」は、歌詞がなかったものを、しげのさんご本人が作詞して歌唱し、アルバムのタイトルともなりました。
ドラムはニューヨーク在住１０年を超えた高橋信之介。彼が山下洋輔トリオのレギュラーで叩いていた頃、NHK-FM「セッション」に出演したのが、つい昨日のようですが、ドン・フリードマンの厚い信頼を得て、彼のレギュラーとして活躍しているだけあって、素晴らしいドラミング。
バックを固める歌伴奏というより、Tim Armacost (Tenor Sax) 、Don Friedman (Piano)、Phil Palombi (Bass) 、Shinnosuke Takahashi (Drums)という全ての演奏者の最高の演奏を聴けるアルバムとしても楽しめます。
しげのさん、ニューヨークレコーディングの様々なエピソードを語ってくれました。メンバーとのフレンドシップがしみじみ感じられる内容です。
４月中旬のオンエアをお楽しみに
しげのゆうこさん公式サイト
http://www.shigenoyuko.jp
イムは、ポスト義務が。多くのおかげで再び。もっと欲しい。 
